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館山校学問の「深み」

こんにちは。
館山校小中部の杉村です。

秋もだんだん深まってきましたね。

そういえば、「深まる」の意味は「深くなる、物事の度合いが進む」(広辞苑より)です。

「深まる」の品詞は動詞で、自動詞といって、他に作用を及ぼす意味を持たない動詞です。

「秋」そのものが深まります。

では、「深める」といったら?

これは他動詞といって、
他に作用を及ぼす意味を持つ動詞です。

「何か」を「深くする」のです。
例えば「理解を深める」とか「親交を深める」とか。

「深まる」と「深める」。
1字違いで使い方が異なりますね。

今度は「自分」主語にしてこんな文を作ってみました。
「自分が変わる。」
「自分を変える。」
なんかかっこいいですね。

どちらもいいけど、私は後者の方に強い意志みたいなものを感じます。

「自分は変わる」
1字替えてみました。

これも、他人は知らないけど、自分は変わってみせる、という感じがします。

皆さんはどう感じましたか。

「自分」を主語にして、短い文を作ってみると、何かオモシロイ気づきがあるかもしれません。

これが学問の入り口。
ちなみに、これは国語学という学問です。

世の中にはいろんな学問があります。
学問は奥が「深い」(形容詞)ですよ。

神子学院の先生が学問の「深み」(名詞)にご案内します。

塾はその入り口です。

さあご一緒に。